デクスター シーズン1/Dexter season 1

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舞台はフロリダ州マイアミ

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フロリダ州マイアミといえば、マイアミビーチが有名。

一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

だいぶ昔のウィル・スミス(Will Smith)の歌でもMiamiという歌がありました、私は当時小6だか中1ぐらいだった記憶があります。

 

リゾート地として有名なマイアミですが、実は犯罪発生率は私が住んでいたカリフォルニア州ロサンゼルスよりも高く治安も悪い😵

 

カリフォルニア州はメキシコとの国境に隣接していたので、メキシコからの移民やその子孫(メキシコ系アメリカ人)が多かったのですが、マイアミにはキューバからの移民やその子孫が多く、キューバ文化が根付いた街。(って行ったことないんですけど。笑)

 

今YouTubeやインスタで〝ナメトコシータ〟が流行っていますが(本当はDame tu cositaですよw)、あの歌を歌っているラッパーのピットブル(Pitbull)はマイアミ出身のキューバ系アメリカ人です↓

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アメリカ国内でも上位にランクインされるほど治安の悪いマイアミですが、海がキレイで夜は街のナイトクラブのネオンが海に反射したりしてとっても素敵なのです。

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同じフロリダ州内にはディズニーリゾートもあります❤️

 

とても素敵な魅力的な街だけど犯罪発生率の高いマイアミが舞台のこのドラマ、扱う内容も連続殺人鬼(a sirial killer)を題材としたものです。

 

血みどろのシーンやグロテスクなシーンがシーズン1からファイナルシーズン(シーズン8)までたくさん出てきます。

 

クライムサスペンス系のドラマが好きな私にとってはそんなにひゃ〜!!ってシーンはシーズン1にはありません。が、小さな子供には見せられないドラマです^^;

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警察官は殺人鬼

デクスターの邦題には〝警察官は殺人鬼〟というダッサイサブタイトルがついていますが、そうなんです!

 

主人公のデクスターは警察官なのに実は殺人鬼なのです‼️

 

なんとおそろしい設定だ……と思われた方もいるでしょう。

 

ありがちな設定かもしれませんが、テンポも良く進み構成もしっかりしているドラマのため飽きることがありません。クライムサスペンス系のドラマが好きな人はきっと好きだと思います。

 

 

主人公のデクスターはマイアミメトロポリスの鑑識課に勤める血痕分析官。

 

犯罪現場(crime scene)に残された血痕(blood pattern)から(血飛沫の飛んでる方向や距離などね)犯人の身長や利き手、犯罪が起こった時の状況などを分析し事件の全貌を解決していくという非常に重要な役割を担う鑑識官(forensics)です。

 

デクスターは幼少期に目の前で母親を殺されたという経験から幼少期から異常なほど殺すことに取り憑かれています。

 

夜な夜な人の目を盗んでは殺人を繰り返し、「殺すこと」に快楽を覚えています。

 

 

そうです、超ヤバいやつです(笑)

 

 

 

ところがデクスターの殺しの対象は、レイプや殺人などの重罪を犯しながら警察の捜査網をすり抜けて一般市民に紛れてのうのうと暮らしている凶悪犯や、

刑務所での刑期を終え出所してきてもなおこっそり罪を繰り返し犯しているような犯罪者など。

 

つまり、デクスターの「殺し」はただの「快楽殺人」ではなく、ある意味「世直し」的な意味も含まれています。

 

デクスターは、自信の母親の殺害現場に当時警察官として居合わせたハリーの元で養子として育てられ、血の繋がらない妹デボラとも仲の良い兄妹です。

 

ですが、デクスターが連続殺人鬼であることは、デボラですら知りません。

 

デクスターの秘めた内なる欲望にただ一人気づいていたのが、今は亡き養父ハリーでした。

 

ハリーの教えを守りながら、周りに絶対バレないように殺しを続けるデクスター。

 

シーズン1では、デクスターの勤務するマイアミメトロ管轄内で「冷凍庫キラー(the ice track killer)」と呼ばれる連続殺人犯が発生します。

 

マイアミメトロポリスの殺人課(homicide)は総力を挙げて犯人の行方を追いますが、冷凍庫キラーの殺人の手口はとても鮮やかで手がかりも残しません。捜査は難航します。

 

ところが、デクスターの表の顔は血痕分析官であり、実際に自分も殺人を犯し続けているのでとても鼻が利くというか、マイアミメトロの殺人課の刑事たちでも見当違いの推理ばかりをする中、デクスター一人だけが冷凍庫キラーの正体に近づいていきます。

 

凶悪殺人犯「冷凍庫キラー」vs デクスターの対決は必見です!☆

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登場人物

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■デクスター・モーガン(マイケル・C・ホール):このドラマの主人公。幼少期に目の前で母親を殺されるという壮絶な体験をしており、普通の人が当たり前にもつ喜怒哀楽の感情に乏しい。マイアミメトロポリスの血痕を専門にする鑑識官でありながら、裏の顔は連続殺人鬼。養父ハリーの元で育てられる。

 

■デボラ・モーガン(ジェニファー・カーペンター):デクスターの妹。(デクスターは養子なので血はつながっていない。)父ハリーと兄デクスターを追うようにマイアミメトロポリスの警察官に。感情がフラットな兄デクスターに対し妹デボラは喜怒哀楽が激しく思った事をすぐ口にし(しかも言葉が汚い。笑)感情のままに行動に出てしまう部分も。何かにつけて兄でクスターのことを頼りにしている。

 

■リタ・ベネット(ジュリー・ベンツ):デクスターの恋人で、アスターとコーディという2人の子供を持つシングルマザー。前夫からはDVを受けており、その事件を担当したデボラの紹介でデクスターと出会ったそう。(ちなみにドラマの中では前夫からの暴力を受けていたことがわかる描写はありましたた、前夫がらみの事件をデボラが担当しそこからデクスターと出会ったという細かな描写は割愛されていたように思います。)

 

■エンジェル・バティスタ(デヴィッド・ザヤス):マイアミメトロポリスの殺人課(homicide)の刑事(detective)で、基本的に情に厚く同僚からの信頼も厚い。キューバ系。いつもアロハシャツにおしゃれなハットをかぶっているのが特徴。常に冷静で客観的に物事を判断することができる性格のため、ドラマを見ていても「バティスタがいるならまあ大丈夫だろう」となぜか思ってしまう(笑)

 

■マリア・ラゲルタ(ローレン・ベレス):マイアミメトロポリスの警部補(lieutenant)。キューバ系。仕事に対しては熱心だが今まで仕事に情熱を注いで生きてきたため浮いた話もほとんどなく、同性であるデボラに対しては厳しく当たる部分がある。

 

■ジェームズ・ドークス(エリック・キング):マイアミメトロポリスの殺人課の巡査部長(sergeant)。警部補のラゲルタとは元相棒で、もともとは軍の特殊部隊にいた。正義感が強すぎるのか、同じマイアミメトロ内でも自分以外をあまり信用していないところがあり、勢いや独断で行動することも。それが仇となりシーズン1後半では自分で自分の首を絞めることになってしまう。マイアミメトロの中でもドークスだけが唯一デクスターに対し「こいつなんか怪しいぞ…なんかあるんじゃないか?」と密かに疑念を抱き続けている。

 

■ヴィンス・マスオカ(C.S.リー):マイアミメトロポリスでデクスターと同じラボで鑑識として働く日系アメリカ人。ハゲ隠しなのかツルツルに剃ったスキンヘッドに眼鏡が特徴で、いつもつまらない下ネタジョークでマイアミメトロのみんなをげんなりさせる。本来キャラクターの名前は「マスオカ」だが、ドラマの中ではみんな「マスーカ!」「マスーカ!」と呼んでいるように聞こえます(笑)

 

マイケル・C・ホールについて

 

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(引用元 https://www.imdb.com/name/nm0355910/mediaviewer/rm786684672)

 

このドラマで敏腕鑑識官兼連続殺人鬼である主人公デクスターを演じたマイケル・C・ホール(Michael Carlyle Hall)は、1971年2月1日、ノースカロライナ州ローリー(Raleigh,North Carolina)出身の現在47歳。

 

デクスター シーズン1が始まった当初は35歳でした。

 

アメリカではTVシリーズ俳優は映画俳優よりも俳優としてちょっとレベルが下で、TVシリーズに出ている俳優はあまり映画には出ない(その逆もしかり)イメージがありますが、マイケル・C・ホールのキャリアは実はオフ・ブロードウェイという、ブロードウェイよりもやや小規模の舞台から始まりました。

 

そうです、もともとは「舞台俳優」さんだったんですね。

 

オフ・ブロードウェイの舞台に立った後は本場ブロードウェイで「キャバレー」や「シカゴ」などの作品に出演し、シカゴで共演した女優エイミー・スパンガー(Amy Spanger)と2002年に結婚しましたがその4年後には破局。

 

マイケル・C・ホールは元々は舞台から俳優キャリアをスタートさせましたが、その後舞台から映画やTVシリーズなどに進出します。

 

デクスターで主演を務めるひとつ前のTVシリーズでは、2001年から2005年まで続いたシックス・フィート・アンダー全5シーズンで家族経営の葬儀屋の次男坊(しかもゲイ♡)を演じました。

(シックス・フィート・アンダーの記事はコチラです☟)

シックス・フィート・アンダーシーズン1/Six Feet Under season 1
シックス・フィート・アンダー/Six Feet Under(出典 HBO)今日はアメリカのHBOというテレビ局が2000年から2004年にかけて制作・放送した人気テレビシリーズ、シックス・フィート・アンダーについて紹介したいと思い...

 

映画も2003年から6作品ほどに出演していますが、2013年のキル・ユア・ダーリン(Kill Your Darlings)でもちょっと危ないゲイを演じ、ハリーポッターシリーズで一躍有名になったダニエル・ラドクリフ(Daniel Radcliffe)やポストディカプリオとの異名も高いイケメン俳優デイン・デハーン(Dane DeHaan)とも共演しました。

 

最近では2017年放送のザ・クラウン(The Crown)というTVシリーズのシーズン2でなんとまぁジョン・F・ケネディを演じています。

 

デクスターは2006年から2013年までシーズン8に渡り続きましたが、2008年の大晦日(New Years Eve)に、妹デボラ役のジェニファー・カーペンター(Jennifer Carpenter)と結婚。

 

ところが、2010年1月にマイケルはホジキンリンパ腫を患っており治療の最中だということをカミングアウト。そして同年の12月13日にはジェニファー・カーペンターとの離婚が成立していますが、その後も二人は兄妹役でデクスターで共演を続け、また離婚後も献身的にマイケルを支えたのはジェニファーなのだとか。

 

結局その後マイケルは他の女性と再婚しています。

 

舞台出身というだけあり、劇中でたまに聴かせてくれる歌声もなかなかのもの!(デクスターにも踊ったり歌ったりするシーンが1シーンだけ後半にありましたよ、シーズン1ではありませんが。。。)

 

めちゃくちゃ超絶男前!ってわけではないのですが、映画やTVシリーズの中でもかなり存在感のあるマイケル・C・ホール。

 

今後の活躍に期待がかかります!

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DVD・Blu-ray、ネット配信について

デクスター シーズン1は2006年の作品ですが、シーズン1は2009年3月にDVDコンプリートBOXが発売され、その後ファイナルシリーズ(シーズン8)までDVDコンプリートBOXが発売されたのちに廉価版のトク選BOX(正方形のような形のコンパクトサイズのボックスセット)が2013年9月から全シーズン発売されています。

 

残念ながら日本国内ではBlu-rayの発売はなく、DVDのみの販売となっています。

 

なんで面白いのにBlu-rayださないの?ねえねえ?販売元さん?ねえなんでだ?笑

 

(私はDVDを全シーズンそろえたのち結局高画質でも手元に置いておきたくて北米版のBlu-rayを買い足しました。笑)

 

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ネット配信サービスでは2018年11月現在ではフジテレビFOD(月額888円、初月はなんと無料ですよ!)のみで配信されています。

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シーズン1エピソードリスト

#  1 正義の殺人者(Dexter)

#  2 空涙を流す男(Crocodile)

#  3 指先のない死体(Popping Cherry)

#  4 切断された手足(Let’s Give the Boy a Hand)

#  5 自由というワナ(Love American Style)

#  6 嵐の予感(Return to Sender)

#  7 仲間たち(Circle of  Friends)

#  8 危険なカウンセリング(Shrink Wrap)

#  9 父親たち(Father Knows Best)

#10 血の海の少年(Seeing Red)

#11 真実(Truth Be Told)

#12 自由に生まれた(Born Free)

全12話で構成 SHOWTIME presents