デスパレートな妻たち(Desperate Housewives)シーズン1のご紹介です。
デス妻シーズン1のあらすじ
ドラマの舞台は架空の街、イーグル州(Eagle State)のフェアビュー郊外(suburb)にある
高級住宅地(high class residential area)、ウィステリア通り(Wisteria Lane)。
「ウィステリア」とは「藤」のことで、ドラマの舞台となっているウィステリア通りには至る所にキレイな藤の花が咲いていたり立派な木々が立っていて、とても静かで美しい住宅街です。
このドラマの主人公は、ウィステリア通りに住む住人たち。
中でもスーザン、リネット、ブリー、ガブリエル(ギャビー)、メアリー・アリスの5人の主婦たちは大の仲良しで、ご近所さん同士。
いつもどこかの家にあつまりポーカーをしたりお茶を飲んだり、仲良く過ごしていました。
ところがある日突然、メアリー・アリスが自宅で自殺(suicide)をしてしまいます。
第1話はそれぞれの主人公の日常のルーティンの描写、そしてメアリー・アリスのお葬式、そして何の前触れもなく突然自らの命を絶ったメアリー・アリスに対し、残されたスーザン、リネット、ブリー、ガブリエルは彼女の死を不審に思いはじめるというところで終わります。
なぜ突然メアリー・アリスは自殺をしなければならなかったのか。残された4人はメアリー・アリスのお葬式の後、偶然一枚の脅迫文のような手紙を見つけ、その手紙を元にメアリー・アリスの死の真相に迫っていきます。
第1話の前半は明るく陽気にウィステリア通りの住人たちの日常が描かれており、
なんだ、コメディか。
と思ったのですが、後半では急にミステリーやサスペンスチックな流れになってきたので珍しく私が第1話からのめり込んだTVシリーズです。
個性豊かな登場人物たち
このドラマの見どころといえば、個性豊かなウィステリア通りの住人たち。
メインキャラクターの主婦たちはもちろん、その家族たちもなかなか濃ゆ〜い❤️
こんな住宅街、実際にあったら住みたいなと思ってしまいます。
スーザン・メイヤー(テリー・ハッチャー)
このドラマのメインキャラクターで、黄色い平家のカントリースタイルのおうちに娘ジュリーと2人で住んでいるシングルマザー。絵本作家をしているので基本的にいつも在宅のよう。元夫の弁護士のカールがたまに娘ジュリーに会いに来るが、その度にいがみ合ってばかり。好奇心旺盛で子供っぽいところもあり、ちょっとおっちょこちょい。そのせいでよくトラブルを起こすがなぜか憎めないかわいいおばちゃん(笑)
リネット・スカーボ(フェリシティ・ハフマン)
このドラマのメインキャラクターの1人。紫の藤が玄関に咲いている、淡いグリーンの家に住む専業主婦。3人の男の子(うち2人は双子)と生まれたばかりの女の子の母親で、毎日言うことを聞かない息子たちに赤ん坊の世話と、髪の毛を振り乱しミルクにまみれて育児に奮闘中。元々は広告業界でブイブイ言わせるほどのやり手キャリアウーマンだったので、同じ業界で働き出張続きで不在がちな夫トムに対して不満が溜まっているようにも見える。
ブリー・バン・デ・カンプ(マーシア・クロス)
このドラマのメインキャラクターの1人。きれいな赤毛(red hair)が特徴のブリーは淡いブルーの大きな家に住んでいる。完璧主義者で潔癖なところもあるためか、彼女の家は中も外も常に整っている。(ブリーの庭は本当にしっかり手入れされていて見ていてうっとりしてしまいますよ)完璧主義すぎて夫アレックスや息子アンドリュー、娘のダニエルは息が詰まってしまう。日常の夕食にオッソブーコとかあまり聞き馴染みのないすごい料理を出すカリスマ主婦(笑)
ガブリエル・ソリス(エヴァ・ロンゴリア)
このドラマのメインキャラクターの1人。メキシコ系でVOGUEなどの表紙もバンバン飾っていた元トップモデル。夫はやり手実業家のカルロスで、バラが咲いた黄色いどでか〜い豪邸に住んでいる。車ももちろん高級車、家具もアンティーク、家政婦さん(house keeper)や庭師(gardener)なんかも雇ったりしてウィステリア通りの中では一番のド派手生活を送っているが、結婚した途端にあまり自分に構ってくれなくなり仕事仕事、のカルロスに対して不満を抱き、庭師のジョン(しかも高校生!)とこっそりパコリーヌ。←笑
イーディ・ブリット(ニコレット・シェリダン)
このドラマのメインキャラクターの1人ではあるものの、自由奔放な性格で思ったことを率直にすぐ口にしまた行動に出すのも早いため、同性にはとことん嫌われるタイプ。特に同性との人間関係を築くことか苦手。平気で友人の彼氏でも旦那さんでも寝とってしまうので、スーザンたちにやや疎まれている。不動産業で働く金髪色気ムンムンの(ちょっと年増の)オネェ様。ちょっとイヤなヤツだけど嫌いじゃないです!笑
メアリー・アリス・ヤング(ブレンダ・ストロング)
第1話で拳銃自殺をしてしまうメインキャラクター。1話でお星様になられ遊ばせるので以降は声の出演のみだが、第1話からファイナルシーズン(シーズン8)までの劇中のナレーションはすべてメアリー・アリス・ヤング(ブレンダ・ストロング)によるもの。落ち着いた低めのトーンの声で、デス妻といえばこの声がなければはじまりません。メアリー・アリスの夫ポールと息子ザッカリー(ザック)は2人とも謎が多く、何か秘密を抱えてそうな予感…
マイク・デルフィーノ(ジェームズ・デントン)
第1話でウィステリア通りに越してくるセクシーな配管工(plumber)で、シェパード犬のボンゴと2人ぐらし。第1話早々からスーザンとイーディがマイクを奪い合う(笑)
ドラマの見どころはストーリーや登場人物だけじゃない!
このドラマの一番の見どころはもちろんストーリーや完璧なキャラクター設定なのですが、実はデス妻の見どころはストーリーや登場人物だけではありません。
ドラマを観ていて何が楽しいかって、ウィステリア通りの住人たちが住んでいる家や庭、住人たちのファッションや乗っている車ですよ!!!
ファッションに関してはセックス・アンド・ザ・シティのような派手派手しさや奇抜さはありません。
デス妻の登場人物たちは(イーディやガブリエルはちょっと派手目ではありますが)基本的にみんな落ち着いた格好をしています。
露出もさほど多くなく、シンプルな無地のTシャツにジーンズだったり無地のニットにきれい目のパンツだったりと、どちらかといえば地味かもしれません。
そりゃあ住宅街の主婦たちにスポットを当てたドラマだから地味めで当たり前ですよね。
でもね、みなさん、お洋服の色味がすごい素敵なのです。
よくありがちなグリーンのニットでも、グリーンの色味がきれい!下に合わせたパンツとの配色も素敵なのです。
もぉ〜誰ならデス妻のスタイリスト〜、天才か!(笑)
そしてメインキャラクターたちの愛車もなかなかセンスがあるんですよね。
ガブリエルはお金持ちの家なので、高級車を取っ替え引っ替えなイメージですが、
私が一番おおっ!と思ったのはスーザンの愛車、ボルボXC70!(V70XC)
(引用元 https://www.imcdb.org/v013432.html)
当時家族から譲り受けたV70を乗っていた私ですが、当時「車は好きだけど乗る・見る専門」だった私はオイル管理が悪く(ごめんなちゃーい)エンジンのピストンにはめてあるピストンリングに亀裂が入りオーバーヒートを起こすというなんとも勿体ないことをしてしまい、車を買い替えることになりました。
その時に次に選んだ車が、スーザンと同じボルボXC70(V70XC)でした。
色もスーザンと同じシャンパンゴールド❤️
でものちのちシーズンが進むとスーザンは車を乗り換えてしまいます。
でもスーザンが乗り換えた車はまたまたボルボなんですよ(笑)
次はXC60。赤!
(引用元 https://www.imcdb.org/v196580.html)
もう私はスーザンの新しいXC60を一目見た時はまたビビッときてしまいました。
もう絶対私もスーザンと同じXC60が欲しい!
次これにする!!!←
なんて思いながら結局その後結婚し子供が生まれたので独身の時のように好きなことに好きなだけお金をつぎ込むようなことはできず、今では国産軽自動車ですよ….
人生なんて。。。こんなもんざんすよ。。。。。。←
ちなみに子沢山リネットは日産車に乗っています。
こんなところで日本車が出てくるなんて、嬉しいですねぇ❤️
そしてこのドラマを観ていてストーリーやキャラクター設定の次に私がいっっっっちばん楽しかったのが、出てくる家のインテリアとエクステリアでした。
登場人物がきている服と同じで、家の壁紙や家具などの色の使い方がめっっっっちゃくちゃ素敵なのです!!!
たくさん海外ドラマや映画を観ている(つもり)私ですが、ここまで素敵なインテリアとエクステリアに溢れた作品は他にはまだ出会っていません。
中でも子沢山のスカーボ家(日産車乗りのリネットのおうち)が私は好きで、
(引用元 https://www.google.co.jp/amp/s/www.pinterest.com/amp/pin/372884044121423438/)
ブルーの壁紙とところどころに配置された白、ナチュラル色の家具の組み合わせが好きすぎて、息子が1歳になる前に家を新築したのですが、リビングの壁紙をスカーボ家と同じブルー、家具の色も真似してみたりしてリビングルームを作りました。
(まぁ隣に住む義理の母にはうぇぇぇぇ、青ぉぉぉぉ?!と大ブーイングを喰らいましたけどね…苦笑)
でも最初住宅メーカーさんからもえ、リビングの壁紙この色ですか?!と驚かれましたが、実際出来上がってみると床の色やキッチンの棚やドアの色ととても合っていてすごく好評だったんですよ。
スカーボ家以外にもウィステリア通りの家はとても素敵で、何回見ても見る度にうっとりしてしまのはブリーの庭です。
ドラマの中でもよくブリーは庭の手入れをしていますが、ヴァン・デ・カンプ家の敷地内に入ると玄関に続く小道?の両脇に白・ピンク・紫の花!
(引用元 https://www.google.co.jp/amp/s/www.pinterest.com/amp/pin/11399805278665866/)
また淡いブルーのヴァン・デ・カンプ家とのコントラスト、すてきだ〜!
(引用元 http://steven-culp.com/desperate-housewives/desperate-housewives-van-de-kamp-house/desperate-housewives-van-de-kamp-house-03.jpg)
ちなみにですが、デス妻の家の庭などに登場する花なんかはすべて造花と聞いたことがあります。
造花に見えないからあら不思議(笑)
そしてちなみのちなみにですが、ユニバーサルスタジオハリウッド内にはウィステリア通りの街並みが再現されており、実際にツアー見学をすることができるそうですよ!
いっきてぇぇぇぇぇ!!!(まだあるんかな?)
DVD・Blu-ray、ネット配信について
2004年に始まったデス妻シーズン1ですが、2018年11月現在では日本国内ではDVDのみの販売で、残念ながらBlu-rayでの販売はありません。
2006年10月にシーズン1コンプリートボックスが発売されその後続々とファイナルシーズンまで発売されましたが、現在では販売が終了(AmazonでもAmazon販売・発送のものは在庫切れ、マーケットプレイスしか在庫はありません)し、正方形に近い形のコンパクトボックス(廉価版)に販売が切り替わっています。
ひとつずつ買うのが面倒な人には全シーズンボックスセット!これでイッキ見が可能(笑)
デスパレートな妻たち コンパクトBOX 全巻セット (シーズン1-8) [DVD]
ていうかこんなに面白いドラマなのに(ファイナルシーズンまで中だるみせず楽しめます!)なんでBlu-rayが出てないんだ!!!
ネット配信では2018年12月現在Amazonプライムビデオで配信されているので、プライム会員の方は無料でファイナルシーズンまでイッキ見が可能です✨
デスパレートな妻たちシーズン1 Amazonプライムビデオ(字幕版)
また同じくHuluでもシーズン8まで配信があるので、会員になっている方は月額933円で見放題です。
そのほかU-NEXT、TSUTAYA TV/DISCUS、VIDEO MARKETでも配信がありますが、こちらの3社は課金制(1話見るごとに追加料金がかかります)なのでファイナルシーズンまで180話すべて観ようとするとええっと…..なかなかの負担です(笑)
今からどこかに入会してデス妻を全部見たい!という方は、Amazonのプライム(年会費3900円、月割りでも400円!→2019年1月現在月額500円に値上がりしています)での視聴が一番コスパが良いかな?と思います。
プライム会員ならAmazonでのお買い物もお急ぎ便無料、Amazonプライムビデオ(スマホ、タブレット、PC、テレビで視聴可能)で国内外のドラマや映画、子供向けのアニメまで無料で視聴できる作品がたくさんあります。
プライムビデオのみならずAmazon musicも聴き放題なので、これで年会費3900円は安い!!
Amazonでよく買い物をする人、かつ海外ドラマや映画やアニメをたくさん視聴したいという方にはAmazonプライム会員をオススメします。
デス妻シーズン1を観るなら…
①まずAmazonプライム会員になるかHuluの月額会員になるべし!もしくは他のネット配信サービスで1話ずつ課金方式で見ていくか、近所のレンタルDVD屋さんでDVDをかりましょう。いや、でもきっとあなたもハマってしまう、デスパレートな妻たち!手元に残したいのであればDVDコンパクトボックスを買いましょう!私も持ってます!コンプリートボックスもコンパクトボックスも無駄に両方集めました(笑)
②ファッションやインテリアなどにも注目して観てみましょう!きれいなものを目にすると心が弾みます❤️
③メアリー・アリスの自殺に誰が絡んでいるのか推理しながらみてみましょう!あいつ…..あやしい….!!!!笑
④ウィステリア通りの住人たちの人間模様にも注目。ご近所さん同士で恋愛しちゃったりなんかして❤️
一度騙されたと思ってデス妻みてみてください。
めちゃくちゃおもしろいですよ✨
シーズン1エピソードリスト
#1 一通の手紙
#2 それぞれの秘め事
#3 ガラスの理想
#4 女は多面体
#5 招かれざる客
#6 火花散らして
#7 負けられない人々
#8 罪の階段
#9 疑心
#10 もう誰も信じない
#11 本当の気持ち
#12 告白の行方
#13 大人の分別
#14 バレンタインの悪夢
#15 偽りの自分
#16 スキャンダル
#17 届かない言葉
#18 迷える親ヒツジ
#19 孤独な旅人
#20 未練の残り火
#21 追い詰められて
#22 分かれ道
#23 終わりの始まり
全23話 abc制作