Nicole Lee USA(公式オンラインショップ)で個人輸入したら税関に引っかかりヤキモキしたお話

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NL USAで直接欲しい物を買おうと思い立った経緯

このブログを読んで下さっている方の中にはもうすでに私がNicole Lee(ニコルリー)というブランドの大ファンであることをご存知の方も多いはず。(笑)

元々アメリカのブランドで日本国内に正規ルートで流通する数が少なく希少価値があるため、基本的にフェイクレザーのバッグやお財布であるNL(ニコルリー)の商品価格帯はバッグでだいたい15000円程度(日本正規代理店価格)とべらぼうに高いわけでもないにも関わらず、コピー品が巷には多く流通しています。

日本ではアンジェリーナというお店が唯一正規代理店としてネットショップや東京にNicole Lee東京というお店を構えているようですが、いくら正規代理店と言えど毎シーズン発表されるすべてのバッグや小物が入荷する訳ではないし、場合によっては大元であるNicole Lee USA(NL USA)のオンラインショップから直接購入した方が商品数だって選びしろがあるし、なんなら商品価格そのものだけで見ればだいぶ安い。

それにNL USAのオンラインショップでは定期的にセールもあるため、ずっと欲しかったあのバッグが30%オフ!とかになる訳です。

このブログでも幾度となく登場しておりますが(笑)、ニコルリーのIvette poses on NY sunsetというアニメ柄が私は大好きで、バッグ、肩掛けできるお財布、腕時計などを持っています。

そのIvette 〜という柄で今年の春夏コレクションとして新作発表された物の中にデニムバッグが形違いで5つあるのですが、そのうち日本正規代理店で取り扱いがあるのは3つのみ。

普通の人はまぁこの3つの中から1つを選んで1つだけ買うでしょうねぇ。

ところが私は小さな頃から何かにつけて収集癖があり、なんでもハマるとすぐ色々集めたくなるたちです。

(俗に言うコレクターですw)

私はとにかく好きなものなら全部集めたい!と思ってしまい、そして好きなものなら同じ物でも何個あってもいい!幸せ❤️と思ってしまうようなど変態です。

8月中旬ごろ、実はNL USAのオンラインショップではBACK TO SCHOOL SALEと題し2019春夏の新作などが数日間にわたりセールでかなりお安くなりました。

そのセール品の中に私の大好きなIvette〜のデニムバッグなどもあり(しかも5種あるうちの2種は日本未入荷!)、8月半ば頃、ついついコレクターの血が騒いでしまいデニムバッグ5種類中4種類+お財布2点をNL USAオンラインショップでポチってしまったのです(笑)

なぜ5種類全部コンプしなかったかというと、1つは夫にクリスマスプレゼントとしておねだりしようと思ったから(笑)←結局はコンプリートするw

商品そのものの価格だけで見ると、だいたいそのデニムバッグの小さめサイズのものが元々$67.00、大きめのもので$94.00なのですが、それがセールでそれぞれ$50.25、$70.50に!!!

コリャカウシカナイ!!!(笑)

日本の代理店で取り扱いがある物もありましたが、NL USAから直接購入した方がだいぶ安いなと思い、日本未入荷の形のものと一緒にデニムバッグ4点とお財布(日本未入荷の柄とすでに日本代理店で取り扱いがあるの)2点をお買い上げ。

送料を入れても(6点購入で$80ぐらいかかりましたが)それでも日本正規代理店を通じて購入するよりもだいぶ安い!!!

やったーええ買い物したわラリホー❤️

なんて思っていたのもつかの間…

よくよく考えたらアメリカから日本に運ばれてくる荷物って、必ず税関を通るではありませんか(笑)

私は関税のことをすっかり忘れておりました。

というか、今まで(高校生の頃から30過ぎになるまで)アメリカのネットショップで何度かお買い物をしたことがありますが、税関で止められたことが一度もなく、関税がかかったことも一度もありませんでした。

でも、よくよく考えたら、バッグ4点とお財布2点だと結構大きな荷物(箱)になるよね???

って話です。

今までアメリカから購入してきた物は、ポスター1枚だったり、DVDやCDなどのコンパクトな物だったり、夫に頼まれたアナログレコードだったり、化粧品1点だけとか、たいして大きな荷物ではありませんでした。

うーんでも今回「どうせ送料がかかるならまとめて欲しいもの全部買っちゃえ!」とバッグ4点とお財布2点買っちゃったし…

大きな荷物ほどやはり税関職員の目にとまるであろうことは素人でも簡単に予想できます…

それにこれだけの金額(送料込みで45000円ほどに)のものをいっぺんにアメリカから輸入したこともない…(引っ越し時の別送品とはまた別です)

こんりゃあ…今回ばかりは税関に引っかかりそうな予感がする……

そんな私のこういう時にこそ当たらんでもえぇ感はズバリ的中しました(笑)

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荷物追跡をすると関税手続き中が3回出る(笑)

日本時間の8月16日にNL USAオンラインショップにて商品をポチ。

ただ時差があることや土日を挟んだことから実際にNL USAから私が注文した商品がパッキングされUSPS(アメリカの郵便局)に引き渡されたのはそれから3日後の19日でした。(現地時間)

19日にロサンゼルスのUSPSを出発した私の荷物は、一旦サンフランシスコを経由して大阪に着きました。

大阪に着いたのは24日の夕方、土曜日です。(このあたりからは日本時間でのトラッキングとなります)

USPSから大阪の国際郵便局(税関)についた荷物は基本的にEMSなど以外は通関検査をされない、ということをネットで見たので、国際小包扱いで発送された私の荷物は土日には処理されないのかなぁ…と思いつつも(このあたりからUSPSではなく日本郵便のウェブサイトで)荷物追跡をしてみると、

25日日曜日の朝9時と昼の1時3分にステータスが

通関手続中

と出るではないですか!!!

え?!土日も国際小包でもやってんの?!と一瞬思って驚いてみたり、でもネット情報によると土日は国際小包は通関手続などされていないはずだし、とりあえずステータスだけは更新され続けている(ただの順番待ち)のかな?と思ったり…

はたまた通関手続中が1回だけでなく2回も出ると、1次の通関検査でパスできなかった荷物(中身が怪しいとかブランド品のコピーだとかもしくは中の荷物が関税がかかる額に相当するものだったとか)は2次検査に進みそこで開封されたり関税の計算をされる(つまり課税対象)、という情報もネットで目にしたため、急に慌てふためく私でした(笑)

だって今まで税関なんてどんな荷物でもスムーズにスルーしていたのに、ここへきて突然2回も通関手続中というステータスが続けて2回もでるなんて…

やっぱり荷物が大きくて職員の目にとまり開封検査されているのだろうか…(やだな〜、箱とか壊さないでよ〜…バッグが汚れたり敗れてたら許さんからな!)

それとも税関職員が無知過ぎて(さーせん。笑)Nicole Leeの公式サイトで買った商品なのにコピー品と疑っている???

それともただNL USAが発送の際に金額が記載されたインボイス(invoice、領収書のようなもの)を入れてないのか?

このまま届かなかったり没収されたらどうしましょ…

あれやこれやと不安がよぎり、とにかく一日中日本郵便の荷物追跡のページを更新しまくりましたが、25日は2回通関手続中といういや〜な文言が表示されただけで動きなし。

翌日の26日月曜日も朝からページを更新しまくりましたが、音沙汰なし😵

どういうこと?

と思っていると夕方5時過ぎにまた通関手続中というステータスが…!!!😭😭😭

もうこれで通関手続中が3回出たよ…

ただ単に土日を挟み、順番待ちのために3回も通関手続中が出ただけという可能性もありますが、

3回も通関手続中が出る=荷物の中身がコピー品など権利侵害の疑いがあると見られ最悪荷物は税関に廃棄され届かない

ということも大いにありえる…

公式サイトで買ったのでコピー品ということは絶対にありえないけど、それでも税関がそう判断したら意見書を出したとしても覆らないかも?

なんて、どんどんネガティブな結果ばかりを想像してしまいます(笑)

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通関手続中×3回ののち、税関から宛名人に照会中

するとそのまた翌日27日、

税関から名宛人に照会中

というステータスが昼過ぎに現れました。

とりあえずステータスは通関手続中から更新されたものの、宛名人に照会中とは…

これは税関から郵送でハガキが来るパターン…💦

この時点でだいたい予測できました。

インボイスの不備だなきっと…(中身の荷物の金額が分からないため関税の計算が出来ずに税関から私に金額を掲示できる書類を出せと言われるパターン)

うん、こりゃ今回は課税の対象だわ。うん。

税関の目はごまかせなかった。きっちり支払いさせられるわ。←

今まで一度も関税なんてかかったことないのにね、ちゃんと見とるんだね、税関の職員さんたち…

見るなや。←(笑)

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「税関から宛名人に照会中」の翌日に簡易書留が届いた

そして、税関から宛名人に照会中というステータスがネットにポーンと上がった翌日28日のお昼過ぎ頃、郵便局が大阪国際郵便局(税関)からの簡易書留を持ってピンポーンとやって来ました↓

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なになにほーほー、やはりインボイスを提出しろと書かれてありました↓

ezy watermark_30-08-2019_05-31-30午後

おそらくインボイスに不備があるんだろうなぁと予測を立てていたため、予めNL USAオンラインショップの注文確認画面のスクリーンショット(品物ごとの値段が記載されている画面)をプリントアウトしておいたので、それを届いたハガキと同封し大阪国際郵便局まで郵送しました。

郵便局の窓口から普通郵便で発送したのですが、それが30日金曜日の夕方ごろ。

土日を挟み、おそらく税関に実際に私のインボイスが配達されたのは9/2の月曜あたりでしょう。

月曜の午後には何か動きがあるかな?と期待したものの、月曜日には何もステータスは動かず相変わらずそのまま火曜日に。

火曜日になっても日本郵便の荷物追跡のステータスには変化がなく相変わらず税関から宛名人に照会中のままでしたが、その日の夕方4時頃にやっと

国際交換局から発送

にステータスが切り替わりました。(ほっ…)

ちなみに、税関に郵送したインボイスの余白部分には念の為

私はニコルリーのバッグが大好きで、特にこの柄のバッグが好きで色々コレクションしていること。(同じ柄の形違いばかりだが、決して商用目的ではなく個人使用目的です!ということ)

を書いておきました。

今回の注文の合計金額は商品代金だけで$324.75なので、おそらく課税対象になるだろうと予測していました。

(インボイスになんら不備が無かったり荷物自体がもっとコンパクトであればもしかしたら税関をなんなくスルーして無課税、ということも考えられたでしょうが、なんせバッグとお財布合計で6点購入しているため、まぁ税関をそのままスルーする可能性の方が極めて低いわけです。笑)

同じ関税がかかるにしても、個人使用目的なのか商用目的(転売、販売)なのかでは課税額が変わってきます。

実際本当に私の個人的な趣味の範囲なので(ただ欲しいだけ、集めたいだけ、セールだったんだもの。笑)個人使用目的には間違いありませんが、いくら形違いといえど2つ購入したお財布のうち1つを除いてすべてのお財布とバッグが同じ柄(Ivette poses on NY sunset)なので、職員によってはこれは転売目的だろう、商用目的だろう、とみなす人もいるのでは?と…

おそらく明日あたりには荷物が配達されると思いますが、

課税額は一体いくらかかっているのか?

が気になりどころです。(できれば無課税で!よろしくおねがいします!!←無理か。笑)

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商品到着!気になる課税額は?結局直接NL USAから買った方が安いのか?

9/3(火)の夕方に大阪の国際交換局を出発した私の荷物は、9/4(水)の深夜1時すぎに岡山郵便局に到着し、そこから配達局である津山郵便局に朝8時前に到着しました。

そこからはとてもスムーズで、同日の11:15には郵便局員さんが荷物を無事に届けにきてくれました✨

ちなみに、数日間にらめっこしまくったトラッキング画面がこちら↓

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はぁこれでやっとほっと一安心です…

どうなるの?どうなるの?届くんか?という変な心配はもうご無用(笑)

私はイマイチ課税額の計算方法が分からず(調べればいくらでも出てくるのですが、荷物の内容物や素材によって課税額が変わってくる為自分ではだいたいこのぐらいの額かな?と予測は立てられてもその予想額を上回ることや逆に下回ることがあります。

予想額としては、2700円〜3000円代前半ぐらい+通関手数料200円だろうな?というところでしたが、郵便局員さんに請求された額はまぁ予想していた額を大きく外れず、 通関手数料込みで3400円でした。

ふぅ〜よかった、何万円も請求が来たらどうしようかと思いました(笑)

ちなみに荷物はこんな感じで届きました↓

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んまぁ色んなものがぺったぺたと貼り付けられ、どっちが天地かわかりまへんがな(笑)

そして、やはり税関で一度開封されたようで、税関で開封されたものを郵便局が再度梱包しましたよ、という旨が記載されたテープで封がされていました↓

ezy watermark_05-09-2019_03-09-45午後

箱にはちゃっかり課税されてますよ、というお知らせと詳細が貼り付けられております。

そしてNL USAがもしきちんと1アイテムごとに金額が分かるインボイスをつけてくれていれば今回税関で開封されたり(どっちみち荷物が大きいから開封されていたのかしら?)足止めをくらいインボイスをこちらから提出する手間は省けたはずなのですが、NL USAが段ボールに貼り付けついたインボイスはこちら↓

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うぅ…商品名はわかるけど金額がわからない…😭

段ボールに貼り付けられていたステッカーなどには内容物すべての合計金額は正しく記載されているものの、やはりそれだけでは1つ1つの値段はわかりません…

NL USAさんよ、頼むからインボイス、きちんと金額書いて?😩😩😩笑

結局NL USAでセール価格になった商品を6つ購入したわけなのですが、

①商品価格のみで$324.75

②送料$84.70

③通関手数料200円

④課税額3200円

が全部でかかっています。

①、②、③、④を全部足すと(①、②はPayPal経由で日本円で44378円の請求額となっていました)、

47778円です。

今回同じ内容で日本正規代理店アンジェリーナさんで購入したとなると(日本未入荷のバッグが2点ありますが、同じような大きさ、ラインの商品の価格を参考にざっくり計算してみました)おそらく

76896円

ぐらい軽くかかります。

おや、となると、

課税されて関税を払ったとしても、NL USAから直接購入した方がだいぶ安あがり❤️💸

という結果に✨

あーよかった❤️

すっかり税関のことを忘れて勢いでポチったのであとから関税のことを思い出し失敗したぁぁあ!と思いましたが、やっぱりNL USAから直接購入した方が(手間も時間もかかりますが)トータルで見ると安いということがわかりました✨

(よかった〜…😅)

ただし、今回私のように複数点まとめて購入する場合なら課税されても断然直接アメリカから購入する方が安いですが、バッグ1点だけ、など、商品数が少ない場合は(仮に非課税になったとしても)商品代金+送料だけで日本の正規代理店で購入するよりもトータル金額が高くつく場合もあるので、購入前にはよくよく計算をしてみた方がよろしいです(笑)

もしほしい商品が日本代理店にて販売されているものであれば、絶対にそこから買った方が楽だし早いし安上がりです。(微々たる差、かもしれませんが…)

それにそわそわしたりオロオロしたり狼狽えないでいいしね😅笑

ちなみに課税通知書という詳細も届きましたが、それがこちら↓

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見方がよーわからんわぃ(笑)

商品代金の8%の額が課されましたよ、という意味なんでっか???←さっぱりわからんぜw

まぁでも増税前に届いて良かったです、おそらく日本の消費税が10%になったあとでは受け取り時に郵便局員さんに支払う金額(課税額)はもう少し高くなっていたことでしょう、おそろしや。

そして一度税関で開封された荷物を破損された、というような話をよく聞きますが、私の場合運が良かったのが破損等は一切なくまぁそこそこ丁寧に?扱って貰えたようでした。

(NL USAがバッグひとつひとつをちゃんとビニール袋に入れた上で段ボールにパッキングしておいてくれた、というのもおそらく大きいでしょうね。お財布は化粧箱の外はビニール袋などはありませんでしたが、凹みなどもありませんでした。)↓

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まとめ

なんとかロサンゼルスから岡山県まで無事にやってきてくれた荷物ですが、自宅に配達されるまで約15日かかりました。

日本にやって来るまでは割とスムーズなんですよね、何が時間がかかるかっちゅーたらやっぱり税関検査です。

今回はNL USAが1アイテムごとに金額が分かるようにインボイスを発行してくれていなかったことだけが原因で、税関で足止めを食らってしまいました。

正規のオンラインショップで購入し個人輸入する場合は、やはりインボイスにしっかり1アイテムごとに金額を明記して貰えるように予めお願いしておけば、対応してくれるショップもあるでしょう。

(ただNL USAの場合は注文画面に備考欄などありませんので、直接電話をかけて頼んだりメールで連絡をしなければなりませんが、それでもインボイスに金額を明記して貰えるかはわかりません。)

やれ、税関のことをすっかり忘れていたので途中内心慌てふためきましたが(笑)、課税額もベラボーな額でもなくそしてなんとかインボイスの提出だけで無事に手元に届いたので良しとします👌

そして、日本正規代理店に入荷されておらずでもどうしても欲しい商品があったり、NL USAでセールがあったりしてまとめて何点かお得に購入したいという場合は、

多少時間と手間がかかるかもしれませんがやはり直接NL USAのオンラインショップでポチっとした方がだいぶ安くあがることがわかりましたので、今後また皆さんのお役に立てるように?NL USAからのオンラインショッピングの仕方について、また記事にまとめてみたいと思います❤️(時間があれば…笑)

以上、アメリカからの荷物が初めて税関でひっかかり課税対象となってアワアワしたというマヌケなお話でした。。。